粘土の原料

水簸

水に原土を入れ一昼夜置き、かき棒でかき混ぜ泥水にしてポンプで吸い上げて、ふるいを通して沈殿箱に移します。一日に何度も同じ事を繰り返し、水抜きします。

釉薬を精製

釉薬の原料

轤(ろくろ)成型

釉掛け



がねみそ(黒釉原料)の採取

 工房改修中 )

 工房改修完了 )

 店 内 )

龍門司焼の歴史
白蛇蝎 鮫肌

 龍門司焼は1598年朝鮮半島より渡ってきた朝鮮人陶工により始められた古帖佐焼の流れをくむ窯です。
 1688年桜島を望むこの山ふところに築かれ、以来300年あまりの歴史を守り続けています。
 陶祖山元碗右衛門をはじめ、芳工、芳寿、芳平、芳光、芳次等多数の名工の遺風は、今日まで生き続けています。
共同窯方式での焼物作りから、戦後、龍門司焼企業組合となり、陶工たちが結集し、伝統技法が守り継がれています。
 黒釉青流し、三彩をはじめ、珍しい鮫肌や蛇蝎など多彩な天然釉により、素朴ながら優美な品格を持ち親しまれています。
粘土や釉薬の原材料は、地元で採取、精製調合し、登り窯での焼成は、魅力に溢れる作品となっています

水抜き

( 登り窯の窯口 )

( 2007年2月7日 南日本新聞 掲載 )

 正 面 )

            龍門司焼工房改修趣旨

 本建物規模は木造平屋建て224u(67.6坪)で昭和22年に建築され築後60年を経過しています。
工房は東側の窓をすべて障子窓とし、また風から建物を守るためすべての開口部に雨戸が設けられています。窯は地元の加治木石を窯口に使っており、登窯と作陶工房共に地域特性を生かした構造は文化的価値が高く貴重なものになっています。
 工房と登窯の建物は県道側から見ると、山ふところに位置し樹木を背景にして連なる屋根景観はこの場所ならではの風景でもあります。
 今回の改修は龍門司窯が地域の生活文化と密接に結びつき将来に繋ぐべく文化的役割を配慮するものです。

                                龍門司焼企業組合
                                         代表理事 川原史郎

 工 房 )